よくあるご質問
メラミン食器の特徴を教えてください [食器部門]
メラミン食器は、熱に強いうえに軽くて丈夫であり、学校給食や社員食堂、病院給食など大量調理の作業に適した取り扱いのしやすい食器です。
熱い料理を入れても、器をそのまま手で持つことができ、保温性にも優れています。
また、なめらかな表面は汚れが落ちやすく、洗浄後の水切りも早いので、スピーディーに乾燥させることができ衛生的にご使用いただけます。
メラミン食器の安全性は大丈夫ですか? [食器部門]
世界各国で愛用されているメラミン食器。
快適で使いやすく、厳しい安全基準をクリアした製品をお届けしています。
メラミン食器の安全は世界中で認められています。
メラミン樹脂は1938年スイスのCiba社で開発されました。以来、丈夫で、熱に強く、軽く、衛生的な食器材料として、世界各国の家庭をはじめ、レストラン、ホテル、病院、航空機内など様々な場所で広く使われています。現在、日本、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツなど世界数十各国での生産数量は年間約3億個以上となり、実際に使用されいるメラミン食器は推定で20億個以上と考えられます。
この広範で大量の使用実績がしめすように、メラミン食器の安全性は世界各国で保証されています。日本では厚生労働省が食品衛生法に基づいて、昭和34年告示第370号(平成18年告示第201号)で食品衛生法上の安全を確保するため「フェノール樹脂、メラミン樹脂又はユリア樹脂を主成分とする合成樹脂製器具または容器包装」の規格基準を設定しています。
メラミン食器による身体へのホルムアルデヒドの作用は、
食品と同じです。
私たちが、日常なにげなく口にしている食品にも、ホルムアルデヒドが含まれていることをご存知ですか。もちろん、食品に含まれるホルムアルデヒドの化学的成分や体への作用は、メラミン食器と同じです。なお、食器から溶出するホルムアルデヒドは、通常、口から体内に入るわけですが、わずかな時間で水と二酸化炭素に分解され、排出されますので、体内に蓄積されず、安全です。
また、当社加入業界団体の「日本プラスチック日用品工業組合」では、国の基準より厳しい自主規格基準を設け、ホルムアルデヒト溶出は「2mg/ml以下」としています。
原材料につきましても国産品を使用しており、より衛生的・安全な製品づくりを目指して、合成樹脂工業協会が自主的に設定したポジティブリスト(使用して差し支えない物質の一覧表)に登録されているものを使用しています。
ホルムアルデヒトの溶出量の規則
国の基準……………陰性、4mg/ml以下
業界自主規格基準…2mg/ml以下
メラミン食器の取り扱い方法と注意点を教えてください [食器部門]
メラミン食器は、プラスチックの中では表面硬度に優れ、キズがつきにくい材質です。しかし、金属や陶器に比べると柔らかいため、キズがつくことがありますので、お取り扱いには十分ご注意ください。
メラミン樹脂の一般特性として、耐熱温度は約120℃、熱変形温度は約180℃、メラミン食器に関しては、過度の高温、長時間にわたる熱消毒、熱処理後の急冷等は製品劣化を招き食器の寿命を縮めるので、一般的には100℃以下でのご使用を推奨します。
- 落下など、強い衝撃を与えない(特に食器が熱くなっているとき)
- メラミン食器と金属、陶器などの食器を一緒に運搬しない。同一の材質、サイズ、形状、種類のもので整理する
- 食器を重ねすぎない ・たわし、クレンザー、スチールウール、研磨粒子入りスポンジ、メラミンフォームなど、硬い研磨性のあるものを使用して洗浄しない
洗浄方法 また お手入れの仕方を教えてください。 [食器部門]
プラスチック製食器の洗浄方法やお手入れの仕方をまとめておりますので、ご参照ください。
漂白についての注意点を教えてください [食器部門]
日常の洗浄作業で取りきれない汚れは、定期的に漂白することで取り除くことが出来ます。
漂白剤には酸素系と塩素系が有りますが、食器の材質(素材)によっては、塩素系漂白剤の使用により食器を傷めたり変色を起したりします。
一般的にプラスチック食器につきましては、塩素系漂白剤を使用することにより、黄変や劣化を進める要因となるため、使用をお勧めしておりません。
また、ステンレス製品に関しましても、塩素系漂白剤で錆が生じるなどの劣化がみられることもあります。
材質(素材)別取り扱い方法やカタログ、食器の取扱い説明書を確認のうえ、ご使用ください。
また当社では、酸素系漂白剤「ハイパワークリーン」を販売しております。
耐熱温度は何度ですか?また、取り扱いの注意点を教えてください [食器部門]
プラスチック樹脂毎に耐熱温度や取り扱いの注意点をまとめておりますのでご参照ください。
食器のお取り替えの目安となる時期を教えてください [食器部門]
樹脂製食器の場合使用回数1,000回程度が目安となります。
洗浄機や保管庫使用した場合、毎日3回お使いになる食器とそうでない食器など、使用条件と頻度により劣化の時期が異なるため、一般的には耐用年数の規定はありません。
お使いになる食器の材質により取り扱い方法が異なりますので、ご使用前に商品に同梱された取扱い説明書の注意事項をお読みいただき、取扱説明書は必ず保管してください。
取扱い方法については、素材別取り扱い方法もご参照ください。
電子レンジやオーブンに使用できますか? [食器部門]
材質の耐熱性上、オーブンには使用できません。
電子レンジにおいては、プラスチック材料の性質(誘電特性)上、加熱で食器自体が熱せられ、破損に繋がることがありますので、一般的に使用できません。
ただし、当社商品の機能性樹脂「凛シリーズ」であれば、電子レンジの使用も可能でございます。
材質別(素材別)取り扱い方法やカタログ、食器の取扱い説明書を確認ください。
再加熱カートやスチームコンベクションに使用できますか? [食器部門]
メラミンを含む一般的なプラスチック製食器は使用できません。
ただし、耐熱性・耐蒸気性を高めた機能性樹脂「凛シリーズ」であれば、再加熱カートやスチコンの使用も可能でございます。
使用済み食器の廃棄処分について教えてください [食器部門]
一般的には産廃業者に廃棄処分を依頼しますが、当社では一部の製品につきましては、リサイクル活動に取り組んでいます。
この場合、食器の洗浄や材質分別など、引き取り方法について条件がありますので、当社または各営業担当までお問い合わせください。
尚、廃棄処分に係る分別につきましては、市区町村により異なるため、各自治体へお問い合わせください。